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ではどうやったら「頭にデザインが浮かんで来る」様に成るのでしょうか?コレに関しては長い話に成りそうな気もしますが、とりあえず現存するジュエリーデザイナーの生い立ち(※キャリア)などを考慮に入れながら考察して行きましょう!
まず僕の話だと基本的に誰かへのプレゼントにジュエリーやアクセサリーを購入する以外に宝石や貴金属とは無縁な人間で、宝石やジュエリーと出会ったのはアメリカに留学した後と成ります。で、最初に出会ったのが「宝石」でして、何故なら宝石鑑定師の資格を取った為で、試験に合格する為に数百個の宝石を顕微鏡で覗き鑑定や鑑別させられたのがそれです。
で、その時に「顕微鏡で見る宝石の美しさ」に感動したりもしましたが、試験勉強(※当然全部英語だし…)が僕に取っては恐ろしく大変だったので「宝石に嵌る」などと言う事も無く資格を取った後は僕の意識はジュエリーを製作する方向に向かい、それはそれで大変に面白かったのです。そして当然その辺りから「多少のデザイン」を学校の課題で求められたりしましたが「パックマン(※TVゲームキャラ)のチャーム」とかを作って喜んでいた程度でした(あはは。
そしてテキサスの学校に在学中に日本の食料品を扱う雑貨屋さんのオーナー夫妻に「娘にゴールドのリングを作ってください」と言われて作ったモノが、僕は生まれて初めてデザインして製作石留めをし、お金(当時のレートで3万7千円位)を貰った最初の仕事と成りました(※記録は残っていませんが、コレに関しては今でも鮮明に記憶に有ります)。
でもってテキサスの学校を経由してカリフォルニアのGIAに移動して最初に取ったコースが「ジュエリーデザイン」でした。当然このとき初めて本格的なデザイン画と遭遇した訳ですが、これまた課題の多いコースで学校の課題をこなすのが精一杯でデザインを考えるなんて時間は少なかったです(※当然課題にデザインも含まれるが…)。そしてどうやら僕が素早くデザインを出来る様に成った下地はこの時に出来上がったみたいです。
つまりデザイン画の製図とレンダリング(※光源の方向を一定に設定(※左斜め上から)して陰影を付け彩色する事)に大変時間がかかったので、アイディアを練る時間的余裕が無くて、必然的に素早くアイディアを閃かせる必要に迫られた結果だと思います。そしてその後に複数のコースを取りコースの半ばにしてデザインする能力も磨かれて行ったと思えるのですが、日本に帰国して新人として働き出した頃には自然とデザイン出来る状態に成ってました(※当初はデザインするのが、とっても嫌だったのですが…)。
同じ事を↑でも語ってますが、材料やコスト、お客様の情報を頭にインプットすると自然とデザインが頭に浮かんで来る訳で、僕の場合は作りもしますから、当然浮かんで来たアイディアは常に制作可能なモノで有るので、有る意味助かりますが、作りの能力が低いとデザイン出来るモノのレベルも上がらないと言う両刃の剣でも有りますよね。
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