| いきなりそれっぽい画像が出てきたので予告通り学術的な話かと思わせておいて違います(オイ..)。実はデザインの善し悪しに関して書こうなんて思ったのですが「基本的に悪いデザインは存在しない」などと書くと「そんな訳ないだろ!」なんて突っ込まれる気もしますが、では「グッドデザイン(※良いデザイン)」とは何でしょうか?まさか「グッドデザイン賞を取ったデザイン」なんて中途半端なボケはいらないと思いますが、真剣に考えてみると分からなく成るテーマだと思います。
ご存じの様にジュエリーとは人が身に付けるモノですよね?と言う事は「例えばオーダーをしたお客さんが気に入ったデザインは、その人に取っては良いデザインと成る」訳ですが、そのデザインを他の人に見せると「こんなの駄目だよ!」と言われる事も有ると思います。だったらお客さんが気に入るデザインが良いデザインじゃ無いのかと考えると「それは各自の主観で有り良いデザインだから気に入られたとは限らない」と成ります。
そして更なる問題として「お客さんが気に入ったデザインが誰の目に見ても、その人に似合わないケース」だとどうなるのでしょうか?話がこんがらがって来ますが、その場合は「お客さんが気に入っているのは単なる自己満足で有り実は、そのデザインは、その人にとって良くないデザイン」と言う事に成りませんかね?ではデザイナーとして「お客さんが気に入るデザインを提案するのかお客さんに似合うデザインを提案するのか?」なんて選択肢を突きつけられた時にどうしましょう?
もちろん「お客さんの気に入るデザインと似合うデザインが同じ」なのが理想ですが、人間と言うモノは「無いモノねだりをする生き物でも有り」似合わない系の話を事細かにココで解説すると僕が全世界の女性からつるし上げを食らう可能性が否めないので、さらりと流すとするならば「誰にとっても悪いデザインと言うモノは存在しない」と成るわけです。
しかしジュエリーと言うモノは「自分で眺めて楽しむだけ」で無く「人に見られる事も前提」と成りますので「似合う似合わない」と言う要素は、かなり重要な事だと思います。で、これは僕のケースですが基本的に僕は「その人に似合う様にデザインします」しかし、時として思わぬ反撃に会い「似合うはずのデザインを全否定される事も有る」のですが、そんな時には予感を働かせ事前にしっかりとインタビューして相手の出方をうかがいながら心理戦に持ち込み、こちらの思惑に相手を乗せると言うか誘導しちゃいます(笑)
そして納品後にとある魔法が発動して最終的にお客さんも大満足と成るのですが、それには援軍の登場が必要と成りまして、その援軍とは、お客さんがそのジュエリーをつけているのを見る周辺の人間でして、基本的にその人に似合うようにデザインされている訳で、それを見た人が「いやー!よく似合うじゃない(※当たり前)素敵だわー!」などと言ってくれる訳でして、その呪文が発動されると「私は別のデザインが良かったのに…」なんて思っていた人でも一瞬にして「そうでしょ!私も気に入っているのよ!」と成る訳です(多分…)。
しかしこの手の話を書き続ける事は僕の身に危険が迫る恐れが有りますのでアレですが「女性と言う生き物はキャッシュ(※現金)な生き物だ」と思われます。そしてもし間違って「お客様の好みだが似合わないジュエリーを提供してしまった」としたらどうなるのでしょうか?そんな場合には恐らく周辺の反応も冷ややかで「お世辞の一つ」が「お世辞の1/4」位に軽減すると思われるので、結果、最終的にお客さんも満足しないし似合わないと言う最悪の結果に陥るとは思いませんか?<思わないか...
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